違和感は深堀り する!
仕事の話になるのですが、私の仕事では”レビュー”という設計書、ソースコードなどの成果物を確認する工程があります。レビューをとてもいい加減に説明すると、第三者が成果物をチェックする場のことです。(とてもいい加減です。)
そのレビューで、「この項目、XXに書いているのは違和感があるので、修正お願いします。」というような(とんでもない)指摘がたまにあるのですが、私は思いますし指導することもあります。
指摘するなら具体的に!
「違和感がある」で終わらせるのではなく、なぜ違和感があるのか、どうしたら違和感がなくなるのかを伝えるべきです。たとえば今回のレビュー指摘の例で言うと、「〇〇の項目はXXの章ではなく、YYの章とすべき」など、指摘された側が修正イメージできるレベルで具体的に指摘するべきだと思います。
私の経験談ですが、とある部署では曖昧な指摘が多く、指摘⇒是正⇒再指摘⇒再是正・・・というやりとりが何度もされることが多かったです。その時は経験も浅く、そういうものかと思っていたのですが、他の部署では指摘が具体的でそんなことはなく、そのとある部署は指摘側にも原因があったことに気づきました。
もちろん、何も言わないよりは「 何かおかしい」ということを伝えたほうが良いのですが、できる限り具体的に伝えるべきだと思っています。
あと、新人の頃に「"おや?"と思ったら、それは放置するな」と上司から言われたことがあります。この言葉は今でも仕事中は常に頭にあります。放置して痛い目にあったことも何度もありますから。。。
また、違和感を深堀りするという作業は、上記の例に問わず、自分の価値観を深堀りするためにも良いです。違和感を具体的に言葉にしてみることで、自分のなんとなくだった考えや価値観に気づけることが結構あります。
違和感は深堀りする!
自分に言い聞かせている言葉でした。
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